みなみについて
みなみの保育(教育+養護)
保育理念
乳幼児期は人生の源であるという考えの下に、まだ独り立ちが不完全な子ども達に手を貸しながら、一人一人の子どもが保育者の仲立ちがなくとも、自らの意志で遊び(学べる)ようになることをその目途とし、社会生活における礎をつくる保育を行う。
また家庭と連携を図りながら、子育ての悩みや相談に応じ助言するなど、地域における子育て支援の拠点として、社会的役割を果たす。
保育目標
- 自然の中で豊かな心を育む
- 園は横浜でもこの様な所があるかと思われる、横浜市戸塚区深谷町の緑豊かな丘にあります。栃、榎、こぶし等の大木の木々の葉にそよぐ風がもたらす環境で、子ども達はのびのびと育っています。
四季おりおりの草木の花々が季節ごとに色づき、木の実や果実を与えてくれます。園のプールにはカモ、シラサギ、カワセミ等の野鳥も飛来します。子ども達が自然と触れ合える環境です。クラスの名は豊かな緑の風の中で、子どもの健やかな成長を願い「そら」「もり」「うみ」「にじ」「ほし」と名付けられました。
私達はこの自然の中でその素晴らしい面、厳しい面に接しながら、子ども達が子ども同士の絆をしっかりと作り、自ら進んで遊べるよう全力を尽くしております。 - 自然につく体力
- 体力は人間の活動の基本になります。それは健やかな心身の成長につながっていきます。園では広い園庭や栗林を活用し、夢中で遊び、その中でダイナミックに子ども同士、関わり合う楽しさを経験することで自然な体力作りを行っています。又園には至る所に坂があり、一日に何度も坂を上ったり下ったりして遊んでいるうちに、体力は知らず知らずの内につきます。
- 園中が皆友達
- 1歳〜5歳クラスまで各1クラスのため、クラスの枠を取り除いて遊ぶ機会が多く、自然と年長児が年下の子ども達の面倒をみることで、リーダーシップや、協調性が育まれ、絆が深まります。
- 人と関わって生活していく
- 人は自分に出来ないことは、出来る人のまねをして出来るようになります。乳幼児の世界では日々この連続とも言えます。出来ないことが出来るようになった時、子どもは自分にも出来るのだと自信を持ち、更に自分を前進させます。初めて出来た時の感動、友達や先生からの賞讃、そこから出来ないとこに立ち向かう態度(勇気)、友達への友情や気配りも生れてきます。
乳幼児期に遊びの中でいかに沢山のことを経験し、その基礎を築くかが問われます。人と関わる基本的態度の習得といえます。人が個として誕生する時とも言えます。 - 豊かな心って
- どんな心? 変化に対応出来る心。変わること、あるいは変えて行くことが良いことであると思う心です。変化にパニックにならないで冷静に個として対応していく心です。
私達の心の奥底にはなるべく変えないで、あるいは変わらないでいてほしいと言う願望が無意識の内に働いています。何やかんやと理由を付けて今の状態を保とうとします。そういう風土の中では自らを変えて行くというより、その中にどっぷりと漬かり、皆と同じ様にしよう、合わせようという貧弱な心が生まれます。
変化に邁進出来る豊かな心の基礎をつくって欲しいのです。
